FX

FXとは?わかりやすく説明してみた。

FXとは

FXは為替差益を利用した取引です。たとえば1米ドル110円の時に購入した米ドルを、1米ドル120円の時に売れば10円の為替差益になり、これが投資家の利益になります。株取引では最初に数十万円のお金が必要になりますが、FX取引では数千円あるいは数万円の「証拠金」だけで始められるというメリットがあります。

レバレッジとは

FXでは、レバレッジによって証拠金の数倍の取引ができます。最大25倍(国内FX会社)まで可能です。たとえば10万円の証拠金でレバレッジを10倍にすれば100万円の取引が可能です。為替差益が1万円の時には、レバレッジが1倍ならそのまま1万円の利益になりますが、10倍のレバレッジをかけていたなら10万円の利益になります。ただし、為替差益で1万円の損失が出た場合はレバレッジ1倍なら損失も1万円ですが、10倍にしていると10万円の損失です。初心者はレバレッジを2~3倍に留めておくのがベストです。

スワップポイントとは

FXで得られる利益の中に、スワップポイントがあります。通貨には各国でそれぞれに定めた金利があります。たとえば日本の政策金利が年0.1%、米ドルが年1%であった場合、金利差は0.9%で、この金利差をスワップポイントと言います。高金利の通貨を購入してそのポジションを維持すると、その期間毎日スワップポイントを受け取れます。たとえば、100万円相当の米ドルを1年間保有した場合、100万円×0.9%=9,000円で1年間に9,000円、1ヵ月当たり300円、1日当たり約24円受け取れることになります。レバレッジをかけていて取引額が大きければスワップポイントもそれだけ高くなるのです。

FX取引に欠かせない経済指標

経済指標は各国が定期的に発表する経済に関する統計です。経済面の変動は通貨の変動に影響を与えますので、FX取引をする際には、経済指標を見守ることが重要になります。経済指標となる統計は各国の政府や中央銀行、そして関連省庁から発表されます。FX会社では速報していますので、利用している会社のサイトから確認できます。
各国から統計が発表されますが、世界経済の中心はアメリカなのでアメリカの経済指標を注視する必要があります。中でも、アメリカのGDPに大きく影響を与える雇用統計は非常に重要です。その他にも連邦公開市場委員会(FOMC)が発表するFOMC政策金利なども見守る必要があります。

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